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ダイジェスト
職域保健の現場から<60> 高年労働者の健康管理・健康支援
株式会社ダイフク 人事総務本部人事総務部滋賀グループ 奥谷 さやか
本連載では職域保健の現場で活躍されている方にさまざまな取り組みをご寄稿いただいています。今回は株式会社ダイフク人事総務本部人事総務部滋賀グループの奥谷さやかさんに、同社での高年労働者の健康管理や健康支援などについてご紹介いただきます。(編集部)
株式会社ダイフクは、マテリアルハンドリングを核とする「モノを動かす技術」で、心豊かに生きられる社会の創造を目指す会社です。私が所属している滋賀事業所は、滋賀県の東側にある日野町の120万平方メートルの広大な敷地にあります。元々あった池がそのまま自然保護され、ハヤブサやカスミサンショウウオなど、50種類以上もの希少種が生息しています。このような豊かな自然に囲まれた事業所は、当社の主力製品である物流システム・機器の生産拠点であり、シェアでは世界最大級の規模を誇ります。約1,700人の社員が在籍し(2024年8月末現在)、1名の専属産業医と3名の保健師、2名のヘルスキーパー(あん摩マッサージ指圧師)が、従業員の健康をサポートしています。
NEWS
- “OC/LEPが私の医師人生をどう変えたか<52>女性のQOL向上アイテムOC/LEPを広く伝えたい
- 子宮内膜症患者の痛みの管理―英国
- はたがや日和~JFPA相談室へようこそ!~【849号】
- 食習慣を改善するつもりはない 男性8割 女性6割国民健康・栄養調査 厚生労働省
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- 体重減少性無月経および摂食障害に関して5つの資料を作成 日本産科婦人科学会
- 「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」改訂 日本小児科学会
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OC/LEPが私の医師人生をどう変えたか<52>女性のQOL向上アイテムOC/LEPを広く伝えたい
東海大学医学部基盤診療学系臨床検査学 助教(神奈川県伊勢原市)渥美 治世
月経と私
親から「生理の話は人前でしないこと」「生理用品は隠すこと」と教えられていたので、私は若い頃に、オープンに月経の話をした記憶がほとんどありません。私自身の月経はいたって“普通”で、みんなも私と同じであろうとのんきに考えていた医学生の時に、「同じクラスの〇〇ちゃんは生理がひどくてピルを飲んでいるらしい」といううわさを聞き、大変衝撃を受けたのを覚えています。
外来と私
Cが日本で承認・販売された1999年に、私は医師免許を取得しました。2年間の研修医生活を終えた後、東海大学産婦人科に入局。私が最も興味を持って働いたのは「更年期外来」と月経不順の人の「内分泌外来」でした。でも、どちらの外来もホルモン補充が治療の中心でしたので、OCを処方する機会はありません。私の中ではいつしかOCは、「敷居の高い薬」という認識になっていました。
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はたがや日和~JFPA相談室へようこそ!~【849号】
思春期・FP相談LINE/避妊のためのピル&アフターピル相談室 相談員 圡屋 啓子 今年、神戸市にて開催され、久しぶりに一般演題を発表した「第43回日本思春期学会総会・学術集会」は、記録的な猛暑の記憶とともに私の心に残るものになりました。 JFPAでは前年度の学会が終わる頃から、次年度の夏にある日本思春期学会に向けて発表演題のテーマ探しが始まります。相談員の仲間と共に、「そういえばこんな相談が増えたよね」「数字で見るとどうだろう?」と、日々寄せられる相談事例の中から改めて「?」を掘り起こします。電話相談からLINE相談へ移行したことで、相談者からの言葉がそのまま残り、一つ一つの相談が、単純なデータで分析するのとは違う、大事な記録になっています。
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食習慣を改善するつもりはない 男性8割 女性6割国民健康・栄養調査 厚生労働省
厚生労働省は、11月25日に令和5年「国民健康・栄養調査」の結果を公表した。概要は以下の通り。 ●身体の状況・男性の20歳以上の肥満者(BMI≧25)の割合は31.5%、やせの者(BMI<18.5)の割合は男性4.4%、肥満者もやせの者も2013年~2019年間で有意に増加し、その後有意な増減はない。・女性は2011年からみると肥満者もやせの者も有意な増減はなし。 ●栄養・食生活に関する状況・20歳以上の野菜摂取量の平均値は256.0gであり、男性では直近10年間で有意に減少、女性では2015年以降有意に減少。・年齢階級別にみると、野菜摂取量は男女ともに20歳代で最も少なく、年齢階級が高い層で多くなっている。・食塩摂取量の平均値は9.8gであり、男性10.7g、女性9.1g である。この10年間でみると、男女とも有意な増減はみられない。・主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を毎日1日2回以上摂っている者の割合は、男性45.7%、女性47.1%であり、男女ともに70歳以上で最も高い。・食生活を「改善することに関心がない」、「関心はあるが改善するつもりはない」、「食習慣に問題はないため改善する必要はない」に回答した者の割合の合計が、男性では約8割であり、女性では6割を超えている。