脳卒中・心臓病等の初期症状 「すぐに救急車」は76.5%内閣府世論調査

内閣府政府広報室は11月8日に脳卒中や心臓病等に関する世論調査を発表した。

脳卒中や心臓病等の予防のために生活習慣を改善しようと思うかの設問には「既に改善を始めて6ヶ月以上である」が最多で37.8%を占めるが、「改善しようと思っていない」が次点で31.6%。

生活習慣をすぐに改善しようと思わない理由としては「病気の自覚症状がないから」が52.3%が最多。

予防のために普段の生活で心がけていることは「野菜をたくさん食べるようにしている」が54.7%と最も多く意識されている。

初期症状が現れてから救急車を呼ぶまでの時間は「すぐに救急車を呼ぶ」が76.5%で最多。次点が「午前中は様子をみてから救急車を呼ぶ」で10.3%。

すぐに呼ばない理由としては「症状が改善するかどうか、少し様子をみてから、救急車を呼ぶかどうかを判断したい」が66.7%。
次点が「緊急性があるかどうか分からなかったため」で51.3%である。
本調査では、この他に脳卒中や心臓病等に対する印象、病院選びの基準やその情報源、 退院後の生活・就労支援、教育や社会とのつながり、政府への要望について触れている。