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「ダメ。ゼッタイ。」全国で展開 6月20日から

 薬物乱用防止のための全国キャンペーン「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」が、6月20日から7月19日までの1か月間、全国各地で実施されます。

 この運動は、国連の「国際麻薬乱用撲滅デー」(6月26日)にあわせて、厚生労働省、都道府県、(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センター主催のもと展開されます。警察庁やこども家庭庁などの関係省庁、民間団体も協力し、官民一体で薬物乱用防止に向けた啓発活動の強化を目指しています。

若年層の薬物乱用問題

 近年、日本国内での薬物乱用が深刻化しています。特に、大麻の検挙者数は急増しており、令和6年の大麻事犯検挙者数は6,000人を超え、覚醒剤事犯と並ぶ高い水準を維持しています。その中でも、30歳未満の若年層が大麻検挙者の7割り以上を占めており、若者による薬物乱用の未然防止が喫緊の課題となっています。

相談窓口の周知と早期支援の促進

 この状況を踏まえ、厚生労働省は、各都道府県に精神保健福祉センターやこころの健康センター、薬務課などの秘密厳守で相談に乗ってくれる窓口を設置し、誰でも安心して相談できる体制の整備を進めています。

▶詳しい相談窓口はこちら→https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/001493107.pdf


 日本家族計画協会では、薬物乱用問題に関する正しい知識の普及を促す教材を多数取り扱っています。以下のリンク先からぜひ一度ご覧ください。

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