去る2023年12月9日に本会主催、宝塚大学看護学部 教授、日高庸晴氏講演の『第13回 性の多様性を学ぶセミナー』が両国の国際ファッションセンタービル内KFCホールにて開催された
このセミナーは日高教授がこれまでに実施してきた累積数万人を超えるLGBTQ当事者を対象にした調査や、全国約2.2万⼈の教員、LGBTQの⼦を持つ親への調査などをもとに、性的指向・性自認に関する課題をひも解くセミナーであり
1. LGBTQのライフイベントの現状
2.性的指向と性⾃認の多様性に関する教員の意識と取り組みの実際
3.「LGBTsQの⼦を持つ親の調査」をひも解く
の講義を行った。
講義1の『LGBTQのライフイベントの現状』ではLGBTプライドの象徴、レインボーフラッグの話から入り、身体の性別、性自認、社会的な性、性的指向、法的な性別など性の要素、LGBTQの語句の意味、性的指向と性自認にかかる国内外の取り組み状況の歴史、ホモ、レズなど差別的な言葉、オネエはからかいの意味合いを含むNGな言葉として認識されつつもテレビのワイドショーやお笑いなどでネタとして扱われるという現状などについて語った。